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素敵に輝け!奏音の子どもたち! ~EpisodeⅠ~

2019.04.30 | 発達支援ルームに関すること, 奏音に関すること, いろはに関すること

今回の投稿では、この春に大きな節目を迎えた子どもたちを紹介します♬

まずは、大学1年生となったAくんのお話です。

 

 

8年前、Aくんが小学校5年生のころ、発達支援ルームどれみの利用から始まりました。

性格は穏やかで、おとなしく、内向的なAくん。

 

中学2年生の夏休み明け頃から、担任の先生と折り合いが悪くしんどい気持ちが大きくなり、不登校となりました。

その間はまず家から出ることを大切にし、生活リズムを崩さないよう毎朝10時に発達支援ルームふぁそらへ通所するという約束をしました。

ふぁそらでは得意なPCを活かしてホームページを作成してみるなど、作業を共有しながらスタッフとも話を重ねました。

 

また、中学2年生3月、いろは訪問看護リハビリステーション開所と同時に利用を始め、訪問スタッフと話し合いを重ねながら「中3から学校へ登校しようプロジェクト」を始動しました。

 

その成果も実り、中学3年生になると少しずつ登校できるようになりましたが、待っていたのは成績が下から〇番、、、という現実です。

Aくんは、片付けが苦手で整理整頓ができず、提出物についても煩雑な状態でした。

そのため、訪問スタッフと一緒に片付けや持ち物の整理をしながら、将来についての話し合いを始めました。

 

高校1年生となり、「僕は数学が好きだ!解いていくことが楽しい!!これを将来に繋げていきたい!!」と強く思い始め、これをきっかけに、ぐんぐんと成績も上がり、高校2年生の頃には学年で〇番、トップクラスに入るまで伸びていきました。

 

そして、訪問スタッフと少しずつ描きあたためてきた将来の夢、数学者になるという目標に向けて、国公立大学の受験勉強を始めていきます。

自信をなくしたり、県外で一人暮らしをするかもしれないことへの不安だったり、色々な感情が湧き上がってくることもありましたが、ご家族と訪問スタッフで彼の気持ちを支え、見事!!近畿地方の国立大学理学部へ合格することができました☺✨

 

8年間の中で、色んな状況の彼と向き合ってきました。

彼をいつも大きな愛情で包み、彼に支援が必要な時には何度も行政に掛け合ったお母さんの行動力

信頼し、悩みや将来を話すことができる訪問スタッフの存在

彼が必要とする支援を、ご家族と話し合いながら彼の生活状況に合わせて提供してきました。

 

 

そしていよいよ、新生活が始まります。

広島を出発する前には、弊社代表取締役のもとへ御礼の挨拶にきてくれました。

 

 

不安だった一人暮らしが始まり1カ月。

問題なく生活できていますが、訪問スタッフとの繋がりはこれからも持ち続けます。

彼が困ったとき、いつでもすぐに頼ってこれるよう、細く長く繋がっています。

 

 

必要な時に、必要な支援を。

これからもたくさんの子どもたちに提供していきます!!

 

 

 

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