女性の皆さんに知ってほしいこと!!
2019.10.18 | 社内勉強会, 奏音に関すること奏音では月に一回定期的に勉強会を実施しています。
令和元年10月9日(水)
今回のテーマは
理学療法士 坂本優捺による、『女性のためのカラダ作り・カラダのケア』の勉強会を行いました。
奏音では子ども達たちだけではなく、ご家族の皆さんの健康も支援していきたいと思っています。
坂本は、奏音に入職する前に勤めていた病院で理学療法士として産婦人科に関わっており、女性の特有のカラダのトラブルに対してセラピストの視点から支援を行なっていました。
そこで今回は、坂本の経験を活かし、女性の皆さんの悩みに対する知識を深めるべく、法人内での勉強会を開催いたしました。
内容は
・妊娠中、産後のマイナートラブル(腰痛、尿漏れ、肩こり、産後太り)について
・ママだけでなく、月経トラブルに悩む女性(思春期女子)に向けて、月経トラブルとうまく付き合う方法やトラブルを減らす方法
などです。
例えば、妊娠中に腰痛や骨盤痛が生じてしまった女性は産後も長期にわたって痛みが続いてしまうことが多いといわれています。
痛みが続く状態で無理に家事や育児を続けていくと、さらに身体に負担をかけ、日常生活に支障をきたしてしまうお母さんも沢山いらっしゃいます。
反対に、普段の育児動作が身体に負担をかけてしまっている場合も多くあります。
実際に見させていただいたお母さんは、”産後から生じた腰と肩の痛みが辛い、授乳するとき左側のおっぱいがなかなか出ない”との悩みがありました。
普段の生活や姿勢、動作を確認すると、授乳姿勢とオムツ交換の時に左右非対称な身体の動きをしており、背中の筋肉が過剰に緊張していました。そして、お母さんがリラックスできていない姿勢で授乳している影響からか赤ちゃんも上手におっぱいを飲めていないようでした。
そこで、身体に負担のかからない動作のアドバイスと、クッションなどを使って長時間でも楽な授乳姿勢をお伝えすると、ほとんど出なかった左側のおっぱいがしっかり出るようになり、赤ちゃんも嫌がることなく上手に吸いつきができるようになりました。
妊娠、出産だけでなく女性の身体は一生涯で大きく変化し、とてもデリケートで繊細です。
”生理中だから仕方ない”、”妊娠中だから我慢しよう”、”更年期だからしょうがない”が当たり前ではないことを女性はもちろん、男性にもぜひ知っていただきたいです。。。
そして、自分自身の力で身体は変わることができるという実感をしていただきたいです。そのお手伝いを理学療法士の視点でさせていただく活動を今後、奏音で取り組んでいく予定です。
※ マイナートラブルは放っておかないほうが良いです! (解決できることが多いため)
※ お母さんの元気や笑顔は、子どもたちにとって一番の愛情(栄養)となります!
坂本は、ピラティスのマットコースのインストラクターでもあります。ピラティスを通して身体の調子を整えたい、姿勢を改善したい、体幹を鍛えたいという方に対するレッスンも行っていきたいと考えています。
気持ちよく生活を送るためには、自分自身の身体(ホルモンバランス等)をよく知り、向き合うことが大切です。
特に思春期は、自分自身の身体が大人に変わり、心身共に不安が多い時期となります。
このような思春期の不安にも職員一同向き合い、子どもたちはもちろんですが、ご家族の支援も引き続き行っていきたいと思います♪
この記事を読んで、自分の身体も見て欲しい!相談してみたい!という方がいらっしゃればぜひこちらまでお問い合わせください。
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