2020年12月全体勉強会を行いました!
2021.01.06 | 社内勉強会
明けましておめでとうございます。
コロナ禍で迎える年末年始となり、例年とは異なる年越しをされたご家族も多いのではないでしょうか?
私たち奏音職員も、例外ではありません。
利用者様の皆様が感染することのないよう、帰省を控え、同居家族で迎える年始となりました。
まだまだ続く新型コロナウィルスの感染を乗り越えられるよう、職員一同、更に感染予防を徹底して参ります!
さて、年始初めの記事は、12月の全体勉強会についてです。
今月も愛媛の株式会社奏音まつやま職員と合同でオンライン勉強会!
そして、今回は沖縄の関連事業所からも初参加がありました。
総勢約50名での研修会です。
《株式会社奏音まつやまHPはこちらから》
2020年最後の勉強会は「作業療法学会についての伝達講習」であり、9月にオンライン開催された日本作業療法学会に参加した職員から聴講内容の伝達をしてもらいました。
今回学会に参加し、伝達を行ってくれた職員は8名でした。
聴講した演題の中から自分が特に関心を持ち、学びを深めたいと思った内容について伝達してもらいました。
以下、各職員から伝達してもらった内容のタイトルです。(発表順)
・安田郁美(発達支援ルームどれみ/作業療法士)
『定型発達児における「主体的行動」と「作業の質」との関係性について』
・大崎悠(発達支援ルームふぁそら/作業療法士)
『他者意識を高める関わりや先の見通しの理解の促しが集団行動の能動的な働きかけの一助となった事例』
・大戸普賢(いろは訪問看護リハビリステーション/作業療法士)
『インターネット依存の未成年者を抱える保護者への遠隔認知行動療法の一事例』
・安宗雄紀(いろは訪問看護リハビリステーション/作業療法士)
『スペクトラム症児がセラピストと遊ぶことが大好きになる関わり方―想像力を豊かに耕すためにー』
・森川詩奈(発達支援ルームどれみ/作業療法士)
『自閉スペクトラム症児の食嗜好の特徴と保護者の対応―定型発達児との比較―』
・川本明子(発達支援ルームみふぁそ/作業療法士)
『境界知能を有する非行少年が姿勢の視覚情報を言語化する難しさはあるのか?―テキストマイニングを使用した分析―』
・岡村青蘭(発達支援ルームみふぁそ/保育士)
『幼児期自閉症スペクトラム障害児における障害物へのぶつかりやすさの要因』
・伊藤香織(発達支援ルームふぁそら/作業療法士)
『幼児期における発達障害児の筆記具操作と描線運動』
発表内容の伝達を受け、今回は学会へ参加をすることができなかった職員も、実際の療育場面でどのように役立てていくかというところまで学びを深める機会となりました。
学会に参加し他者の発表を聴講するだけでなく、私たち自身も多くの学会で発表する機会を作り、療育で行っていることが子ども達にとって役に立っているか、良いことであるか学術的に示していくことが大切であると考えています。
株式会社奏音にはThink Tank部という臨床での課題や事象を対象とした研究を積極的に行い、結果を発表する部門があります。
これからも奏音が関わるお子さま、ご家族の皆さまにとって有益な支援や知識を提供できるよう益々学びを深めていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。